お立ち台

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お立ち台(おたちだい)とは、舞台の一種。 ディスコクラブなどに設けられる、床よりも高い部分。乗った者を周囲から目立たせる目的で用いられる。略して「お立ち」とも呼ばれる。

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[編集] ディスコ・クラブのお立ち台

「お立ち台」という言葉が発生し、普及のきっかけになったのはバブル景気時代のディスコである。元祖は麻布十番の『マハラジャ』と言われており、女性客をお立ち台に上げ目立たせることで歓楽的雰囲気を醸し出し、男性客を増やすことに成功したといわれる。

ディスコに通っていない人々にもこの言葉が広く浸透したのは、1991年開業の『ジュリアナ東京』がメディアで広く取り上げられたためである。「お立ち台」は1993年新語・流行語大賞の銅賞にも選ばれており、派手なボディコンのミニスカート姿で扇子を振りながら踊る「お立ち台ギャル」の姿は、バブル景気の象徴としてしばしば取り上げられる(ただし、ジュリアナ東京の最盛期はバブル崩壊後(ポスト・バブル)である。詳細はディスコの項を参照)。

なお2008年現在でも、東京・名古屋・大阪など大都市にある大型クラブのほとんどにお立ち台は設置されている。特にオールジャンルのクラブでは、お立ち台に乗った多数の女性客がトラパラなどを踊る光景がしばしば見受けられる。専用の台を設置するケースのほか、大型スピーカーをお立ち台として利用するケース、バーカウンターをお立ち台の代用としているケースもある[1]。またジャンルの限定されている中規模以下のクラブで普段お立ち台を設置していないところでも、曜日によってはイベントやライブなど様々な用途に使用されるため、お立ち台を構築するための台そのものは保有している。

[編集] その他のお立ち台

  • 身分の高い人が大勢の人に挨拶をしたり、演説をするために立つ台をいう。スポーツの開会式に貴人がお立ち台に立つ。「お」は尊敬を表す接頭辞なので、かつてはこの使い方が普通であったと考えられる。他の「お立ち台は」この語の派生的意味と推定される。
  • プロ野球において、勝敗決定後のヒーローインタビューを行うために設けるステージ。通常は、スポンサーロゴがプリントされた台とバックボードを、グラウンド内に組み立てて使用する。
  • 劇場などの立見席において、後ろの客でもステージが見やすいよう、後方が一段高くなっていたり階段状になっている部分。
  • 大型筐体ゲームにおいて、コントローラや振動機能が組み込まれた台のうち、プレイヤーがその上に立ってプレイするもの。
  • 列車等の写真を撮影するのに好適な場所のなかでも、特に高く見通しの良い場所で、撮影愛好者に良く知られた定番のポイント。

[編集] 参考

  • 『クラブカルチャー!』湯山玲子、毎日新聞社 2005/9/30発行

[編集] 脚注

  1. ^ このような場合、バーカウンターに乗った女性の転落を防ぐため、真上の天井に握り棒が取り付けられていることが多い。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク